溶接愛ツとラリアット

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八戸の造船所から見た「安全作業」とは

今までのは安全作業ではなかった!?

「無災害=安全作業」にならないワケを真剣に考える。

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先にも述べたが、八戸の造船所の作業員は軽く1000人を超える。

幸いにも死亡災害は、ここ数年出ていない。

 

しかしながら、4日以上休む休業災害は数か月に一度の割合で発生する。

 

 

不休災害は数知れず・・・。

 

 

 

速報で配られる災害状況の書かれた報告書に目を通すたび、

 

「これは、ケガをした作業員からのメッセージだ。」

 

と、自分に言い聞かせる。

 

 

 

 

ここで「安全作業」ついて考える。

 

安全という言葉を辞書で調べると「危険がなく安心なこと」と書いてあります。では、危険が無く安心なこととはなにか!?安心という言葉を調べると「気にかかることがなく心が落ち着いていること」と書いてあります。

 

つまり、

 

安全とは身の危険がなく心が落ち着いていること

 

なんですね。

 http://www.5anzen.com/c/word.html

(詳しくはこちらをクリック)

 

 

 

私の班はこの数年間、不休災害(怪我による欠勤)すら出していない。

 

 

では災害が起きてなければ、毎日安全作業で100点満点だっただろうか?

 

 

 

 答えは「ノー」である。

 

 

「ヒヤリハット」と呼ばれる災害の一歩手前の状況になったことが今年になって3度ある。

その中の一つが、

 

 

工場内で重さ約400kg(約4kg×100本)の鋼材をクレーン操作で運搬中、

鋼材がバランスを崩し地上約60cmの高さから滑り落ちた。いわゆる荷崩れである。

落ちた個所には人はいなく、バラバラになった鋼材を元に戻すのに15分程度の時間がかかった。

 

 

本人が言うには、

鋼材を吊った時点で少しバランスが悪いと感じていたが、大丈夫だろうと思っていた。 

 

 

 

この場合は、

吊った時点でバランスが悪い(水平ではない)のであれば、荷を水平に吊り直さなければならない。

 

また、

大丈夫だろう(過信)ではなく、落ちるかもしれない(疑心)と思うこと。   

 

さらには、

私の指示で作業を急がせてしまい、心にゆとりがなく、慌てていたとも推察される。

 

 

 

 よって、私の班のように、

 

災害の無かった職場=毎日安全作業をしていた。

 

 の図式は成り立たない。

 

 

たまたまうまくいっていた可能性もある。

しかし事故が起こるのには必ず理由がある。

 

 

以前、野球の楽天イーグルス監督を

辞任した翌年、野村克也元監督が

八戸の公会堂で講演を行った際に,

 

「勝ちに不思議の勝ちあれど、

 負けに不思議の負けなし。」

 

と語った言葉が思いだされる。

 

 

運が良かった。助かった。は確かにある。

 

運が悪くて事故を起こした。は絶対にない!

 

 

 

私たちは人間である

 

 

人間である以上失敗はある。だからリスクは存在する。

 

リスクを限りなくゼロにするためには、安全に対する知識や経験のほかに、

「心身ともにゆとり」が必要である。

・仕事量と処理能力のバランス

・作業員自身の健康維持への行動

 

 

マネジメントの「自己実現」の最大の目標のひとつとして、

 

「65歳まで健康に稼ぐ」

 

というのを班員に話している。第2の人生を豊かにするためにも、今日、この日を

「安全で健康に過ごすこと」が将来の自分への義務である。

 

 

 

「俺はこういう状況でケガをしてしまった。だからお前はケガをするな!」

 

配られた報告書からは、そんな声が聞こえる。

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

 

たまにでいいので、見に来てください。

 

 

 

 

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