突然ですが問題です!
Q.ティグ溶接の中心温度は何℃でしょうか?
チッ
チッ
チッ
チッ
チッ
ポ~~~ン!
正解は約5000℃以上だそうです。
「だそうです」っていうのは、実際に溶融池の温度なんて測ったことないからね。一応調べてみたらこのぐらいの数字って話。電流によっては2万℃にもなるそうな…。
5000℃以上と聞いても水の沸点が100℃だから…、それ以上となると正直ピンと来ないけど、太陽の表面温度とほぼ同じ温度と聞くと、オオ~~~~と感心してしまいます。
勿論、太陽の表面温度も測ったことは無い!
こんにちはSSメタルです。
ステンレス鋼の溶接と言えばTIG溶接。
このTIG溶接のビードには、メッチャ色鮮やかな色がついてるけど、これは溶接中の熱量で色が変わってきます。
オーステナイト系SUS316Lティグ溶接画像
角棒の右側は白い方は鋼材が冷めてるときに溶接したもの。
青い方は、最初の溶接で鋼材がまだアッツアツの時に溶接したものなんです。
最初は夢中で溶接するけど、おんなじこと毎日やってるとだんだんと飽きてくる 自分がいて、これじゃいか~んって新しいやり方探すワケですよ。
飽きっぽい性格の私が、16年もワクワク出来るのは、TIG溶接ならでは。
それだけTIG溶接は奥が深い!
いや、溶接の奥が深いんだね
10Aという径が1.7㎝
かなり細いパイプで滑りやすい(><)。
滑りやすいから、慣れてないとズルンズルン、ズルンズルンって滑って、ボフッボフッって酸化します。
溶接のつなぎ目を作りたくないのでジワリジワリとパイプの外周を静かに一周しながら溶接してます。
('ω')ノ
結局慣れてないと、ここでも滑っちゃうんだけどねぇ⤵
最後に
同じ溶接ばかりしてると、だんだんモチベーションが下がってしまって・・・。(さっきも言ったかな?)
そんな時、自分好みの色を出す練習をしながら溶接すると、
知らずに技術が向上してる時があるんです。
自分のイメージした色になったとき「よっしゃー!」って、思わず小さなガッツポーズしちゃいますよ。
★ポイント★
ビードの色は熱量で変わる