青森県八戸市では献血センターが閉鎖中(H31.4月現在)のため、献血バスを利用しているんですが、以前献血をしに訪れた場所が何故かパチンコ屋でした・・・。
なるほど、なるほど。
某有名な全国チェーン店で平日でも地元の人達がわんさかいるから、そこで献血を呼び掛けて血液不足の解消をするつもりなんだろうと考えながら、献血場所に向かったわけです。さぞ混んでるだろうと思ってたら。。。
えっ？4人目なの？？
もう少し詳しく書くと、献血バスの停車時間が午後の２時～４時まで。私が到着した時刻が2時20分。正直、出遅れたのでこりゃ待たされるか～と思いながら行ってみたんです。
そうしたら4人目ってｗｗｗ
そんなに献血する人っていないの？
青森だから？
八戸だから？
パチンコ屋の前だから？
以前、市庁前で献血バスを利用した時も、ショッピングモールで献血バスを利用した時もソコソコ待ったよ？
それが、よにんめ～？
(ﾉ∀`)ｱﾁｬｰ
そりゃいかんでしょう？同じ青森県人として恥ずかしい。。。
そりゃ確かに面白いよ。
パチンコ屋って日常からかけ離れた異空間で、諭吉さんが３、４人に増える可能性もあるわけだし、それをギャンブルじゃなく遊戯ですと謳っているんだもんね。
逆に一日で諭吉さん６人とお別れする可能性もあるわけで、そりゃ日常で味わえない興奮でアドレナリンがダダ漏れ。夢中にもなるよ。
仮にさ～、パチンコ好きな人達がパチンコに夢中な一時間を献血に費やしたなら、血液不足もソコソコ解消されると思うんだよね。
まあ、それが出来ないから難しいのか・・・。
でもちょっと待てよ？
もしかしたら、
- 献血の認知度が低いかもしれない
- 血液不足の認知度も低いかもしれない
それを今回の「献血4人目事件(仮)」が勃発したからといって、パチンコに責任を全部押し付けるのはいささか早計な気もする。
まずは献血の存在を広く知ってもらう事が肝心な事。
献血できる＝健康ラッキー！
実は献血をするにもハードルがあって、以下の方々は献血ができません。
- 当日の体調不良、服薬中、発熱等の方
- 出血を伴う歯科治療（歯石除去を含む）を受けた方
- 一定期間内に予防接種を受けた方6カ月以内にピアスの穴をあけた方
- 6カ月以内にいれずみを入れた方
- 外傷のある方
- 動物または人に咬まれた方
- 特定の病気にかかったことのある方
- 海外旅行者および海外で生活したことがある方
- エイズ、肝炎などのウイルス保有者、またはそれと疑われる方
- クロイツフェルト・ヤコブ病（CJD）の方、またはそれと疑われる方
- 妊娠中、授乳中等の方
- 輸血歴・臓器移植歴のある方
＜引用元＞献血をご遠慮いただく場合｜献血の流れについて｜献血する｜日本赤十字社
これだけの項目をクリアして初めて善意ある献血が出来るわけです。
「妊娠中、授乳中などの方」、「輸血歴・臓器移植歴のある方」や、他何項目かを除けば、いたって普通の健康体であれば何の問題も無い項目です。
1/319の確率で大当たりを引いてさらに1/2で確変に入らなければ出玉が増えない今のパチンコに比べたら、ハードルは遥かに超えやすい。
献血する＝健康が数字でわかる
献血してから数日後に血液成分の検査結果がハガキ、またはメール*1で送られてきます。
過去５回分と比較できる
献血すると自分の血液成分の検査結果がわかるんですが、特にわかり易いと感じた事は過去5回分と比較出できること。
また、2005年4月以降の検査結果もWEBで確認できます。（但し複数回献血クラブ会員のみです）
献血と献血の間隔は、例えば今日400mlの献血をすると次の献血まで男性は12週間、女性は16週間必要となります。
自営業などの方で健康診断を受診していない方などは、ご自身の健康パロメーターになりますし、健康診断を受診している方は年一回よりも、年に3回、4回と検査結果を見比べた方が、取り組んでいる健康管理の変化に一喜一憂できます。
パチンコで過去10回分の大当たり履歴を意味も無く見て、これはハマってるな、こっちは当たりが軽いなと考えるのとは比べられない程一喜一憂できます。
隠れ糖尿病がわかる
健康診断では40歳以上に限定されることが多いようで、特に若い人達の隠れ糖尿病の早期発見に繋がります。見た目の体形などではわからないので数値で見ると安心できます。
朝一の潜伏確変ランプと同様の安心感！
お酒好きな人にはお馴染みのγ‐GTP
病気がなくても長期飲酒者では上昇することが多いようで、1カ月くらい禁酒するとある程度正常化するそうです。
基準値範囲外になると一目でわかりますね。
『青森のパチンコでは一玉4円貸し⇒交換時は3.6円なので、お金を入れた瞬間負けてる。
それが嫌だから貯玉する⇒結果パチンコ屋に行く回数が増える⇒負ける』の図式が成り立つほど分かりやすいです。
貧血気味の方はこの数値
週末の作業時の立ちくらみが最近減ってきたなと感じていたんです。食事＋サプリメントが効果を発揮しているのかも？と仮説を立ててワクワクしてます。
これはイベント朝一のクランキーセレブレーションで一枚役＋REGが頻繁に来た時のような期待感。え、わからない？ではスルーで。
複数回献血クラブに加入すると、全部合わせて15項目の検査結果の過去5回分が一目でわかるようになります。
⇒検査サービスってなに？｜東京都赤十字血液センター｜日本赤十字社
無理にしゃべらなくていい
口下手な私にとってとても助かっていることがこれです。スタッフの方々が空気を読んで無理にしゃべらせようとせずに自然と振る舞ってくれてホント助かります。気を遣わずに時間が過ごせる空間は貴重です。
献血サイトはこちらから
八戸の献血ルームが休止中です
継続して献血される方には、いつでもWEBで確認可能な複数回献血クラブの加入を。
献血って何？という方はコチラを
最後に
献血もパチンコもする私にとって健康な体は大切。（あ、溶接仕事もするしね）
青森が短命県返上を掲げてから近所ではジョギングする人が増えてきてます。
食事改善、運動推奨、睡眠改善。
健康への取り組み方も大切ですが、現状の把握を促して個人の健康状態を確かめる事がもっともっと習慣化されればいいと感じます。
～追記～
私の献血が済んだ後は献血待ちの方々が溢れていました。
*1:平成20年4月15日から携帯メールクラブ会員の方に限りご自身の献血履歴及び血液検査成績（生化学・血球計数検査等）を携帯及びパソコンで携帯メールクラブシステムのホームページから照会できるようになりました
