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右手にトーチ 左手に期待値を

【絶滅危惧種の溶接職人に光を! 残業ゼロで年収600万!?】

SS メタルです🎵

ここ最近で「残業規制」がよく目にするようになりましたね。

 

今回はその「残業規制」で気になった記事があったので書いてみました。

  

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私の勤める八戸の造船所では約1年前からひと月の残業は79h以下に徹底すること。

ということは厳しく言われてきました。

(実際、一週間ごとに累計の残業時間が書類で報告されます。)

 

そして、今では36協定を守るよう(月42h、繁忙期は年6回まで79h可)に言われています。

 

( ^Д^)/ YES!

 

何が嬉しいかって、親会社の造船サイドから各協力会社に対して36協定を守れよと言っていることがです。しかも、過労死問題がメディアで取り上げられるようになってすぐでしたから、その対応の早さにも驚きです^^

 

 

というのも私は、無駄な残業は断固反対な考えです。

 

無駄な残業は、常傭である協力会社の利益にはなりますが、造船会社の利益にはなりません。私が望むのは造船会社と協力会社の利益、そしてそれを支える作業員一人一人の利益(給料)です。

 

本来なら残業ナシが理想なのでしょうが、地方の単価で残業ナシはさすがに収入的に厳しいです。 

もし残業がしたいのであれば、自分たちの仕事を片付けたうえで他の仕事量の多いグループから分けてもらう。

 

ということも可能です。(仕事量が多すぎ💦)

 

また、 

「生産性が上がるのなら機械などの設備投資は可能な限り惜しまない」

という造船サイドの言葉もまた喜ばしいこと。

 

 

そんな中、心がホッコりする希望にあふれた記事を見かけました。  

 

※この当時Yahoo!ニュースで、町工場が従業員の残業をゼロにして年収が600万円になったという記事が話題になりました。現在は残念ながら見ることができません。ご了承ください。

 

おお~(感嘆)

 

 

うらやましいっ!うらやましすぎるっ!

私のやりたかったことが目の前にありましたよ。

 

他の会社と何が違うのでしょうか?

ジャンルは違えど

一からモノの形を変化させて製品にする職業です。

 

「常傭」とか「請負」とか、他にも様々な会社の事情があるとは思いますが、最初の壁として会社側と従業員側の歩み寄りが挙げられます。

 

 

 

お互いの責任にするのではなく、双方とも何が出来るのか考え、実行しないと前に進めません。

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残業が減り自分の自由な時間が増えるのに給料は減らない。

 

 

 

そこを目指し

 私が(自分を含め)従業員にしたことは、

  • より早く
  • よりイイモノを
  • より安く
  • 且(か)つ安全に健康で

 

 

 

そして、会社側にしたことは、

  • スキルや経験年数に応じて、個人の単価を確実にあげる。
  • 『JIS溶接試験』、『NK溶接試験』の合格者への資格手当。(一例)

  

 

という、ごくごく当たり前のことを

『声に出して双方に伝える』

ということでした。

 

 

会社側が何を求めてるのか?

従業員側が何を求めてるのか? 

 

 

先ほど紹介したの記事の中で、会長は10年かけてようやく実現したと語られてます。

 

 

ようやく成果が出てきたとはいえ、私はたかだか数年…。

 

まだまだッスねΣ(゚Д゚ υ)

 

 

 

今の20代と40代では、考え方が違いますから…

(;д; )

 

いえいえ、年齢に関わらず一人一人考え方は違いますよ。

 

 

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より良い職場環境にするには?

ここにメスを入れ続けない限り、溶接人口は確実に減少していきますよ。

 

 

今までよりも限られた条件で仕事をこなしていくのですから、これからは造船内の各協力会社の姿勢がはっきりと出てくるでしょう。

 

 

個に頼るのか、数で勝負か、それとも事なかれ主義のノープランか 。

 

 

今後も我々班長クラスが会社と従業員の橋渡しを、不満ではなく提案を声に出してしっかり行うことが大事です。

 

 

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