季節は春。
春と言えば桜。
桜と言えば日本屈指の桜の名勝、弘前公園。
青森県弘前市が世界に誇る『弘前公園桜祭り』が、2019年4月20日(土)~5月6日(月)まで開催されています。
平成から令和にかけて開催される&青森県に住んでから未だに訪れた事が無かったという理由で、高齢になる妻の両親と子供達をレンタカーに押し込んで、いざ弘前公園の桜祭りへと行ってきました。
この日は4/20(土)で、弘前公園桜祭りが開催された初日でした。
桜の開花は4日後の4月24日頃とのことで、桜を見るには少々早いタイミングかもしれませんが、高齢者と子供連れということを考えればGW中の混雑時に行くよりはいいのかもしれません。
ちなみに、『弘前』は『ひろさき』と読みますよ。
弘前市内に到着し、有料駐車場(1000円)から徒歩3分。
工業高校側からの入り口に桜ミク*1がお出迎え。
桜と初音ミクのコラボ中ですが、キャラが少し違うような?
か、かわいいじゃないか
この日の予想最高気温は12℃
風はやや強くて冷たい。
ここ2~3日は20℃近く暖かかったのですが、この日は上着必須でした。
しばらく歩いて行くと有料区画*2に差し掛かり、メインのひとつである弘前城が見えてきます。
弘前城付近のエリアはそのうちの一つで、大人ひとり310円で入れます。
現在、本丸の石垣改修工事のため天守閣が移動中です。
画像には写ってませんが人混みの多さ💦
天守閣前には桜ミク&桜ミク。
どうやらパネルごとに桜ミクを書いてる人が違うようですね。左側可愛い
私と低学年の息子は、ためらうことなくパネルのまえに座りポーズ。
高学年の娘に「一緒に撮ろう」と声をかけても、人目を気にしてモジモジ。
年頃ですな。
弘前城内の見学はフリーなので、早速入ってすぐの所で天井を見上げると、
天井を見上げると…、
なんとそこには!
鉄骨~!
鉄骨~!
なんとまあ、無機質な鉄骨がその姿をあらわにしてるではありませんか。
予想外な鉄骨の出迎えに私のスイッチがポンと入ります。
鉄骨とくれば当然あるべきものがあるわけで…、それは、
Yes!溶接ビード
普通なら弘前城を含めた弘前桜祭り初日の様子を紹介するところですが、当ブログは溶接がメイン。
中でも今回の主役は溶接ビード。
ここからは弘前城内で偶然目にした、鉄骨の溶接ビードとなります。
かなり地味な画像ですよ
下から見上げてます。
美しい…
電流は200A
300㎜の角パイプで厚みは16㎜もないかな?
2層から3層盛り。
ビードを重ねた際にどうしても垂れてくるので多層盛りの電流調整は難しい。
一層ごとに電流を調整しないと、だらしない溶接ビードになるよなぁ。
と溶接ビードを見ながら色々なことを考えてると、警備員が不思議そうにこちらを見てるような気がしました。
殆どの観光客が改修工事にために天守閣を移動したときの映像や窓からの景色を眺めている中で、私だけ鉄骨相手にブツブツ言いながら写メを撮っている様は怪しさMAXでしょうね(笑)
こちらは弘前城脇の展望台から見える岩木山。標高1,625m
ここから見える岩木山も迫力がありましたが、弘前市に入る手前の国道から見える岩木山もまた、悠然とたたずむ姿に圧倒されます。
桜祭り初日ということもあり、それほど桜は咲いていませんでしたが、中には見事な咲きっぷりで人だかりができるところがちらほらと。
美しい
「花が美しい」と感じるのは、花が美しいのではなく見る人の心が美しいから。
ちょっと自分でも何のことを書いているのか定かではありませんが、桜は単純に美しいですよね。ツイッターで桜の画像をアップすると皆さんの反応が良いんです。
数年前までは植物に心を動かされることは無かったんですけど…。
美しいですね
そういえば最近気が付いたんですが、スマホで撮影するときはスマホを横にして撮った方がブログでは見やすいですよね。
当ブログでは縦長の画像が多くて、なんか見づらいと感じてたんですよ。
今まで気が付かずにスマホを立てたまま撮影してました。
はてなの画像編集では縦横比は変えられなかったので、はてなブログってちょっと不便だなぁと思ってたのは内緒です。
こういうのって写メ音痴とでも言うんでしょうか(笑)
さてさて、小腹が空いてきたので腹ごしらえ。
嶽(だけ)きみとはトウモロコシのことで、弘前の名産です。
公園内ですれ違う人達が手に持っている黒い物体が、非常に気になってましたが…、
その正体はコンニャク!
ピンぼけすまぬ
無愛想なおっさんが黙々とコンニャクを渡しています。
味が染みててウマい!
他にも出店が100店舗ぐらいあり、小腹の空く心配はありません(笑)
街中や公園で見る桜もいいですが、史跡で見る桜も古風なもので親しみを感じますね。
ひとりだったら座ってボーッとしてるな。
こちらは通称「桜トンネル」
桜祭り初日だったこともありご覧の様子でしたが、満開の桜トンネルは文字通り、トンネルのように桜が頭上を覆うそうです。次回への楽しみがまた一つ増えました。
ゆるキャラのたか丸くんが紹介してるのは、
令和!
黄色の花文字が明るい令和を連想させるので、何だかワクワクします。
『弘前城植物公園』では、他にも白い孔雀がいたりして面白い発見が沢山ありましたが、帰る時間が来たのでここまでとなります。
夜のライトアップ、満開の桜トンネル、お濠のボートめぐり。
次回に来た時の楽しみを残しつつ、弘前公園桜祭りを後にしました。
次の日、八戸に帰ってくると、近所の公園では弘前公園より多く桜が咲いていました。
澄んだ春空に桜が綺麗。2019年4月21日(日)八戸東霊園
<最後に>
弘前城内の溶接ビードとともに、弘前公園桜祭り初日の様子をお伝えしました。
2600本ものソメイヨシノを前にすると、国籍を問わずに見る人々の表情が穏やかになるですね。
ゴミ一つ落ちていない園内は、関係者スタッフや近隣住民、学生ボランティアの協力があってのことでしょう。
弘前公園桜祭り2019年4月20日~5月6日まで開催されています。