8/9~8/16までの8連休が終わってしまった。
毎年お盆は実家へ帰省してましたが、今年は見送ることに。
青森~岩手の移動なのでそれほど心配する必要はないかもしれませんが、万が一、無自覚のまま同居している高齢の祖父母に感染させたらという思いからの決断でした。
なんの予定もない8連休なんで初めて!ウキッ
年甲斐もなく連休前夜はワクワクしてましたが、初日からビックリするくらい何もしていないという。
ゴロゴロ、ダラダラ、モグモグの見事なループ(継続率80%以上)
これじゃいかんということで子供のスイミングの送り迎えを(そういえば学校のプールやってないんだった)。
スイミングに子供を預けて、向かいのショッピングモールの本屋さんへ行ったら、そこで「えっ!」て思わず声が出ちゃったことがありました。
本屋へ入るといつも通りに文庫本から一つ一つのタイトルを眺めつつ(一番楽しい時間🎵)、コミックの棚に入ると「化物語」が目に飛び込んできました。
「化物語」は西尾維新という人が原作者で、主人公の阿良々木 暦(あららぎ こよみ)を中心に巻き起こる不可思議な事象「怪異」の物語で、独特な世界観やセリフの言い回しが妙に面白く飽きません。偽物語や猫物語など数々のシリーズがあり、登場するヒロイン達が個性的で魅力的なことでも有名です。
アニメでは声優の方々の掛け合いも楽しく、また作中の楽曲も豊富で数あるなかでも「君の知らない物語」が有名かな。
🎵あれがデネブ アルタイル ベガ
君は指差す夏の第三角~🎵
アニメのワンシーンと重なって、うるっとします。
化物語の単行本は初見で、最新刊らしき表紙のヒロインの絵が妙に綺麗だなと思って手に取ろうとしたら「えっ!」と声がこぼれてしまったんです。
西尾維新 × 大暮維人
お、大暮維人…
学生時代に週マガで連載されてた「エア・ギア」の作者が大暮維人。女性キャラの放つやわらかさ、しなやかさ、可愛さといったら、それこそ桂正和*1に匹敵するんじゃね?とか当時は思ってました。とにかくパナイ画力なのです。
そんな天才漫画家が化物語を描いたとなると、しかも偶然見つけたとなると、静まり返った本屋でうっかり声も漏れてしまいます。天才西尾維新と天才大暮維人が手掛けた作品が目の前に、この興奮さよ…。
手に取ったのは9巻で「傷物語 こよみヴァンプ」編。アニメでも見落としてたシリーズだったもので即座に購入。
何十年ぶりかの大暮ワールドにドキドキしながらページをめくりましたが、期待を裏切らない内容に大満足でした。
やっぱりヒロインの微妙な表情の描写は抜群であることは言うまでもありませんが、オリジナルのキャラを損なわず、むしろ際立たせていることがほんとに天才的です。
キャラだけでなく、履いているブーツや身に着けているアクセサリー、武器のひとつひとつのデザインが相変わらずかっこいい。そしてリアル。
1巻~7巻まで日を跨いで購入し、あとは8巻のみなのですが、揃えてしまうのがもったいないので買い渋っている状態です*2。
こういう思いがけない出会いがあるので、本屋巡りは楽しいんですよね。
最後に一つだけ。
私の思春期を支えた「心の3大漫画家」と言えば、桂正和、原哲夫*3、大暮維人なんです。そこで今回の記事では敬称をどうしようかちょっと悩みました。
心の中では桂正和先生とか大暮維人先生とか「先生」と呼んでもいいくらい大きな存在なのですが、いざ文章にする場合、特に漫画家を目指してたわけでもないのに~先生と付けるのも自分的に違和感があるので、だったら「~さん」 ? いやちょっとおかしいな。「~氏」もしっくりこないので、結局そのまま「大暮維人」と表記することに。
ちなみに幼少期のアニメ3大ヒロインは、「銀河鉄道999」のメーテル、「超時空要塞マクロス」のリン・ミンメイ、「うる星やつら」のラムちゃん、「めぞん一刻」の管理人さんでお馴染みの音無響子さん、「ダイの大冒険」のマアム(武道家に転職後)、それと、、、え?興味ない?ではこのへんで。
まだまだ暑い日が続きそうですね。
熱中症に気を付けて頑張りましょうか。