前回は137台の遊タイム狙い実践データを公表しました。
今回はデータに対する考察編となります。
遊タイム狙い137台実践データ
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28玉交換
ざっくり時給換算 2,546円
遊戯比率
貯玉遊戯 233,905玉
現金投資32万2千円÷4=80,500玉
貯玉遊戯 74.4%
現金遊戯 25.4%
ミドルを打つときは貯玉では足りずに、追加の現金投資が必要になるので致し方なし。
全て現金投資したらいくら負ける?
①まずは換金
投資貯玉233,905玉×3.57円=835,040円
②そして現金投資
233,905玉÷4=935,620円
③差額
①‐②=-100,580円
現在の収支が約+40万円なので、会員カードを作らずに全て現金なら収支は+30万円まで減ります。
換金ギャップのあるホールで会員カードを作らずに「なぜ負けてるのだろう?」と疑問に思う方は、今一度「換金ギャップ」について調べることをおすすめします↓
【激悲】パチ屋の会員カードでクレジットカードが消し飛んだ。負けたくないなら貯玉遊戯は大切に
獲得遊タイムを換算すると
獲得遊タイム合計5,905回転は一種二種、確変機、ST機すべて含んでのG数です。
大海4SPの場合は電サポ-0.5玉で計算して1665G×0.5で約900玉。
他は面倒なのでざっくりと2500玉で5905回転を回したとすると、千円あたり590回転。590回/Kとなり、これだけでも期待値はかなりの額になりますね。
遊タイム狙い出玉ランキング
【2万発以上】
アクエリオン甘1/89
22,400玉
計1回 2万発率0.7%(1/137)
【1万発以上】
大海4SP 10,955玉
わんわんV 10,400玉
緋弾のアリア 15,022玉
むっそ3 15,293玉
エヴァ決戦 12,456玉
セブン超乱舞 12,592玉、13,609玉
計7回 万発率5%(7/137)
【勝率】
勝ち 68回/137(49%)
負け 69回/137(51%)
⇧トータルでプラスになるので、一回の勝ち負けで一喜一憂しなくなります。
【遊タイムスルー】
大海4SP 1回
クイーン2 1回
【最大連続負債額】
6月後半の急降下。
約17500玉持ってかれました。ダメな時は何打ってもダメなようですね。
復活のきっかけはギンパラの遊タイム狙い。メンタルは削られた状態でも、期待値があれば打つしかない。
負けてる時こそ貯玉遊戯を。
負けない為の遊タイム狙い10箇条
ここからはマイルールになります。
本職のステンレスや鉄の製缶、溶接で生計を立てています。ぱちプロでも何でもありませんが、月の小遣いを全額返上し遊タイム狙いでプラス収支に転じました。
遊タイム狙いは「仕事と遊びの中間」という位置付けです。
怠惰な私はにある程度の縛りを設けるのが必要と考え、以下の10箇条を作成なう。
その1)
期待値がプラスの台ならば、収支が上振れしようが下振れしようが最低10台は打つ。
STスルーや遊タイムスルーが続いて落ち込んでも(初めはメンタルやばす)、数をこなせば結果は着いてくる(慣れるとSTスルーも「またスルーか」くらいになる)。
期待値がややマイナスでも状況によっては打つ。
その2)
28玉交換の換金ギャップを避けるべく、現金投資を避け貯玉遊戯に徹する。
目標は貯玉比率80%遊戯。
一日の貯玉制限があるため、ミドルと甘デジなら、リスクの少ない甘デジから打つ。
遊タイム狙いの場合、ミドルと甘デジで落ちてる台の期待値ってそんなに変わんないんだよね。
時間効率も良い甘デジを攻める。
その3)
釘読みレベルを上げる。
打つ前の見立て精度を上げて、プラスならひたすら期待値を積み上げる。
その4)
良い勝ち方負け方を目指し、悪い勝ち方負け方を避ける
【悪い勝ち方】
①閉店で取り切れず
その日の収支はプラスでも、取りきれなかった欠損が大きいとマイナスになる。状況を見て遅くまで粘らずに次の日も仕事があるので早めに帰ろう。
【悪い負け方】
打つのが無いからとの理由でミドルの深い回転数から回らない台を打ち、遊タイム直前に単発スルー。
回らない台はストレス溜まるので打たない。
【良い勝ち方】
釘読みが正確で、期待値プラス500玉の出玉で終わるのが1番安定する。大きな出玉はいずれやってくるから。甘デジは基本的にこの繰り返し。
【良い負け方】
貯玉5000玉投資して、わずかでも出玉ありで終わること。単発やっちまった~にはならない。その日の収支はマイナスでも、期待値を積んだ負けは必ず次に繋がる。
その5)
だくおさんの期待値ツールに感謝
その6)
ホール内の狭い通路で人とかち合ったら道を譲る。店員さんもドル箱の移動で忙しそう。特に年配者には優しく。
揉め事は絶対に起こさずに、目立たないこと。大勢のお客さん、ホールの人にはヘタっぴだなと思われておいて、ひっそりと勝たせてもらう。
その7)
遊タイム狙いは時代が変われば必ず崩壊する。常に新しい情報収集は欠かさずに。
その8)
嫌いな台(捻りが効かない台)は期待値1000円あってもスルーでOK!好きな台は期待値が多少マイナスでも攻めよう。
パチンコの面白さは半分以上が技術介入だからね。
その9)
勝つ仕組みが分かるとパチンコの面白さが半減するが、無理して稼働したりせずに身体を労る。ただし打つ時は全力で楽しむ!
その10)
遊タイム狙いのデータはその日のうちに記録。
データ整理してみると、台数を重ねるごとにプラス収支が多くなるのがわかってくる。
負け額の底振れが浅く、勝ち額の上振れは養分打ちと変わらない。
頭でわかって体で覚えてくると、立ち回りの精度が上がる。
遊タイム狙い137台終えての個人的感想
今や遊タイム狙いする上で期待値を知ることは必須でしたが、果たして何台こなせば収支は追い付いてくるのか?どのくらいの回転率でどのくらいの残から打てばいいのか?疑問だったので実践してみました。
結果は積み上げた期待値よりも大幅にプラス。
運だけではここまで勝ち続けるのは無理なので、期待値をコツコツ積み上げて打ってきた結果だと確信してます。
何故ここまで期待値を積み上げられたのかといえば、ライバルがいないということが1番大きな要因です。
地方の田舎で何店舗かで遊タイム狙いをしてますが、平日の仕事帰りにホールへ行くと、打てそうな台が1~2台は必ずあるんです。
イベントでは軍団やプロっぽい?人達が大勢押し寄せるんですけどね。普段は見かけず。
回転数確認してスマホポチポチして打ち始める人は結構いますが、釘見て、玉の動きを見ながら1000円毎に「まわるくん」に回転率データ入力してる人なんてのはいません。ゼロです。
趣味打ちで期待値の無い台を打ってる人がほとんどです。
過去の自分を含め、負けてる人は仕組みを知らない人、知ろうとしない人なんですね。
回転率のデータを振り返ると、新台入替後にどのタイミングで釘を閉めるか、どの機種をいつのタイミングで開けてくるのかといった、立ち回りに有利な情報が見えてきます。
同じ機種なのに右打ちの玉の増減がかなり違う事にも驚かされます。
今まで養分だったけど、もうパチンコで負けたくない!という人向けに、釘読み、止め打ち、出来るだけ現金を使わない、を意識して『パチンコで負けてる人の特徴』といった関連動画をオススメします。
⬆10年くらい早く、もっと前から知りたかった、、、
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目標としていた100台実践を終えたところで、今後は沖海5も導入され遊タイム狙い稼働が低下するとは思います。
ひとまず遊タイム編は今回でひとくくりとさせていただきます。
次回は、『捻り打ちで月に幾ら稼げるのか?』になります。
興味のある方は定期的に覗いてみてください。
自分本位の記事でしたが、最後まで読んでいただいてありがとうございます。
一人でも多くの方の、充実したぱちスロライフを願ってます。