溶接中はこんな感じで溶接個所だけ明るく、周りは真っ暗。
ティグ溶接なう
なので、慣れないうちは遠近感がつかめず、自分が一体どこを溶接しているのかわからなくなる瞬間があります。
特に平付けの開先なしの場合、溶接線が見えにくいったらありゃしない。
見えないまま溶接しても上手くはなりませんので、まずは遮光プレートの番号を確認します。
遮光プレートには番号があって、
使う番号はだいたい9番~11番。
9番が明るく11番は暗くなります。
暗すぎて見えないな~と感じたら、遮光プレートを明るくして溶接してみてください。ただ個人的な感想ですが、半自動溶接を9番の遮光プレートで一日フル溶接すると、目の疲労感が半端ないです。
そして、
白ガラスがスパッタで見えにくくなってる場合は新品に即交換。スパッタだらけの白ガラスを変えただけで、視界がクリアになりますよ。
遮光プレートの色が緑色、オレンジ色、青色とあり、溶接面によっても見え方が違うのですが、何がどう見えやすいのか気になる方は是非こちらをご覧ください。
溶接技術を生かすも殺すも、溶接中の視認性にかかっているので、自分に合った遮光調整が大切です。