Project-Tig

Tig溶接でLV.99を健康的に目指すブログです。 春ですね!

10‐11 「脚長」を正しく理解する

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下の図は溶接個所の断面図です。色を塗った個所が鋼材を表し、白い三角形が溶接ビードとなります。

 

 脚長&のど厚

脚長とは?

ビード断面を拡大すると下図のようになり、縦と横の長さを脚長(きゃくちょう)と呼びます。

脚長&のど厚

脚長の長さは図面上で指示されますが、記述が無い場合は一般的に鋼材の厚さの70%程度となります。

〈例〉鋼材の厚さ6mmの場合は脚長は4.2mm

斜めの長さと間違って覚えてる人がいるので注意!  

脚長不足に注意

溶接脚長不足

検査対象の製品では、横の脚長が確保できても縦の脚長が不足している場合脚長不足となり溶接欠陥とみなされる場合があります。

脚長(大)は他層盛りで

脚長指定3~5㎜程度であれば問題は無いのですが、ティグ溶接で8㎜以上、半自動溶接で12㎜以上の脚長を確保したい時は、他層盛りがおススメです。無理に一回で盛ろうとするとアンダカットやのど厚不足になります。

 

ここまで神経質になる必要はないとは思いますが(それを言ったら元も子もありませんがな)、徹底した品質管理に努めている職場もあるんですよ。

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