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溶接でLV.99を健康的に目指すブログ。梅雨ですね

10‐16 「ブローホール」を正しく理解する

JIS Z 3001「溶接欠陥」では不具合な状態を指す用語を「溶接部の欠陥」として取り扱っているので、当ブログでもそれに準じて「欠陥」について記述しています。

「ブローホール」とは溶融池内に入ったガスが凝固時に残存し、溶接金属中に閉じ込められて生じる空洞の事
参照元:JWES 溶接用語「ブローホール」より

 

 溶接金属の中に空洞が閉じ込められてる状態なので、溶接ビード表面からはわからない。

 ブローホールが浮かび上がり、溶接ビード表面に出来る小さな穴の事を「ピンホール」と呼ぶようです。

 夏場の溶接なんかは暑くてとろけそうなので、体に送風機を当てながら作業するんですが、たまに溶接個所に風が当たってこんな感じに。

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炭酸ガスが届かないために無数の穴が…

 

今まではこの画像のことを「やべっ、ブローした!」と呼んでいましたが、今度から「やばっ、ピンホした!」って言わなければなりませんね(笑)

 

 現場では「ピンホール」も「ブローホール」も『欠陥』として通じるので問題は無いかと思います。

 

【おさらい】

  1. ピット…表面に出来た大きめの穴
  2. ブローホール…溶接金属中に出来る無数の空洞
  3. ピンホール…表面に出来た無数の穴

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