Project-Tig

Tig溶接でLV.99を健康的に目指すブログです。 春ですね!

10‐17 「ピット」と「ピンホール」を正しく理解する

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JIS Z 3001「溶接欠陥」では不具合な状態を指す用語を「溶接部の欠陥」として取り扱っているので、当ブログでもそれに準じて「欠陥」について記述しています。

これは溶接欠陥の一つ「ピット」の画像です。

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ティグ溶接では、ぐるっと溶接で一周した時に出来やすい欠陥です。

原因は様々で、鋼材に付着していた油分、水分、またはアルゴンガスの乱流などにより溶接中に発生するガスや気体が行き場を無くして表面に浮きあがり、くぼみとなります。

補修方法は、ピットの穴が消えるまでグラインダーで削り、再溶接します。

 

よく使われる用語で「ピンホール」 があります。
溶接金属中に閉じ込められてる空洞の事をブローホールといい、ピンホールは非常に小さいブローホールで、ビード表面に開口しているものをピンホールと呼びます。ピンホールはブローホールの一種なんですね。

「ピット」はビード表面の大きい穴の事。
参照元:JWES 溶接用語「ピンホール」より

 

ってことは、この画像はピンホール?

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半自動溶接で「うわ、風でブローした!」と言ってましたね、、、

まあ、現場では「ピンホール」でも「ピット」でも『欠陥』として通じるので問題は無いかと思います。

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