「溶接終了時のクレータ電流で、トリガーを離してもアークが切れずに再び溶接電流に変わってしまう」
要するに、一度アークを発生させるとワイヤーが出っぱなしで止めるに止められない状態はマイクロスイッチの交換が必要です。以外と交換頻度は高めですよ。
【交換手順】
①カバーを外す
ドライバーを使用し、青いカバーを外して…
トリガーとスプリングを外します。
(スプリングは小さいので見失わないように!)
②マイクロスイッチを外す
ここでマイクロスイッチを外す前にチェック!
接触不良による不具合の可能性もあるので、念のため「前回交換した際に接触が甘かった」等のコトがないように、確実に差し込まれていたかを確認すること。
引っ張ればスポンと外れます。
あとは、新品のスイッチに交換するだけ。
長い期間溶接していると、カチカチと音が正常でも上記のような症状が出るので、その時は迷わず交換を。