ここからは、いよいよ溶接棒を使ったQestになります。
溶接棒の持ち方は自由でおけ
①中指、薬指で挟む
②人差し指、中指で挟む
③人差し指、親指でつまむ
自分が持ちやすく安定すると感じた持ち方でOKです!
溶接棒を持つ手がブレないように、手は台の上に乗せたままにします。
溶棒が溶ける場所はココ
赤い楕円形⇧は溶接中の溶融池と呼ばれるプールの事です。
矢印の先端をめがけて溶接棒をズズズッと入れます。
溶接順序
初期電流⇒溶接電流⇒クレータ電流
まずは初期電流のまま、溶接棒先端を溶融池付近まで移動させます。
溶接電流にした後に溶接棒を少しだけ入れると、溶融池が盛り上がってきます。
トーチをわずかに傾けて、溶融池とタングステンが接触しないようにします。
入れた溶接棒を5㎜ほどバックさせてから、クレータ電流にして溶接を終了します。
この時、アフターフローで溶接棒にアルゴンガスを1~2秒間あてます。溶接棒の酸化を防ぐことが出来て、次回の溶接をスムーズに行うことが出来ます。
これで一連の流れが完了。
どんどん溶接していきます。
軽い力で溶接棒がズズズッと入るポイントがあるので、探りながら繰り返します。
- タングステンは接触させない
- クレータ電流を確実に使用する
- 溶接棒にアルゴンガスをあてる