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溶接でLV.99を健康的に目指すブログ。梅雨ですね

13-01 溶接の光でいつの間にか目を焼く原因と対処法まとめ

・溶接してたら、目がヒリヒリ、ゴロゴロしてきたぞ

・寝起きで、まぶたが開かない!

・目を焼いた時のおススメ目薬は? 

こんな悩みを解決できる記事を用意しました。

 溶接で目を焼いたときの痛みといったら、シャンプーが目に入ったり、虫歯のズキズキと同じくらいの激痛で、二度と経験したくないものなんです。 

 今まで一万時間を超える溶接作業で幾度も目を焼いてきた経験と、もう二度と目を焼きたくないという思いを込めて溶接で目を焼くについてまとめてみました。

1.溶接で目を焼くとは?

 溶接光(アーク光)は可視光と紫外線、赤外線を発生して、角結膜炎と皮膚炎を引き起こすことで知られています。 
 今回の「目を焼く」は電気性眼炎と呼ばれ、一般的な雪目と同じこと。

2.目を焼くと激痛

どんな症状かといえば

  • 目がゴロゴロする
  • 眩しくて目が開けられない
  • 涙がボロボロ落ちてくる
  • 朝起きると目ヤニがビッシリ

早い話が地獄わけですね。 

目を開けると部屋の明かりが眩しくて、涙がボロボロ。
目を閉じるとゴロゴロと砂でも入ってるのか?っていう不快感。

3.目を焼く原因

①眼球が長時間アーク光に晒されて目を焼く

 溶接の光を見た瞬間に、「今、目を焼いた!」とはなりません。溶接の光を何度も何度も見ることによって数時間後に症状が現れます。

 

まずはこちらの画像をご覧ください。

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 自分が溶接していなくても、つい立や壁に反射し、知らないうちにアーク光が目に入ってきます。 目を焼く原因として一番多いのがコレ。

 

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 また、アーク光を直視していない場合(視界の中にアーク光が入っている状態)でも目を焼いてしまいます。 

 さらには、白系の作業着の場合、溶接中のアーク光は作業着に反射して溶接面の下から入り込む場合もあります。 

 一回一回は大した量ではないので気にも止めませんが、アーク光を一日中浴び続けると夕方には目がヒリヒリ。 これがいつの間にか目を焼く原因となるわけです。

②溶接面の隙間からアーク光が入り目を焼く

 溶接面などの保護具で完全装備してても、溶接時のアーク光はいろんな隙間を縫って目に飛び込んでくるんです。特に革製のかぶり面には隙間が多くアーク光が入ってきます。少量では気になりませんが、カチ上げやティグ溶接のパルスのように連射的なアーク光は特に眩しく感じるものです。

③もらい焼けで目を焼く

 隣の人の溶接で目を焼いたりする『もらい焼け』も溶接で目を焼く原因です。必要に応じて「ついたて」や「溶接用遮光フェンス」をすると非常に有効です。  

4.目を焼いたときのおススメ目薬は?

 溶接で目を焼いた場合「目を冷たいタオルで覆う」とか「温かめのタオルを目にかぶせる」とか、どれが正解なんだろう?となりますが、目薬が一番です。

 

 大抵、作業を終えたその夜から症状が出始めて、次の日にはだいぶ落ち着きます。
丸一日経っても目が開けられなかったら病院へ行くことをおすすめします。

 

目薬を使用する場合は、炎症を抑える成分が含まれているか確認しましょう。間違ってもメンソール系で刺激MAXな目薬はやめてください。 

 溶接で目を焼いた場合はドライアイや疲れ目とは異なるので、炎症を抑える成分が含まれている目薬が有効です。

 ドラッグストアでも販売されていますので、購入前に薬剤師さんにご相談の上ご購入を検討ください。 

5.溶接で目を焼かない方法

一番肝心なのがココなんですが、 

「目を焼く」と書くと熱による火傷と思われるかもしれませんが、主な原因はアーク光に含まれる青色光や紫外線による角膜の損傷です。 なので、

 

裸眼で見ない

ココ重要! 

 

 紫外線にはA、B、Cと3種類あり、中でも強力な紫外線Cは普段の生活では、オゾン層で遮られ地上には全く届きません。しかし、溶接アーク光からの紫外線Cは遮るものが無いため、直接目に入ると非常に危険です。

 

 職場でゴーグルやサングラスをしてる職人さんがかなりいるのはこういう理由なんですね。ゴーグルやサングラスは一番有効です。

 

5m~10mくらい離れてても長時間溶接アーク光を直視すれば目を焼いてしまいます。駆け出しのころは何度も目を焼いてしまったんですが、ほとんどは自分で焼くより、もらい焼けの方が多かったんです。 

 工場内はアーク光の他に鉄粉や切粉が舞ってるので100均の伊達メガネや色の薄いサングラスでも充分防御力アップしますが、ガラスの曇りが気になる方は是非こちらを使ってみてください。 

 

 溶接面の隙間から入るアーク光が気になる方は、フルフェイスの自動遮光溶接面でも隙間から入り込んでくるものがあるので、入念に検討する必要があります。

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 慢性的に目を焼いていると、白内障にかかるリスクもあるので、毎日溶接されるか方は充分に気を付けてください。

6.最後に

 溶接アーク光で話を進めてきましたが、ガス切断、プラズマ切断、ガウジング等の光でも目を焼いてしまいます。 

 先にも書きましたが、「目を焼いたらどうするか」より「目を焼かない為にどうするか」が大切な事です。 

 最近はジーーーーっとスマホに夢中になってしまい、目を酷使している状況が増えてきています。定期的な点眼やブルーライトカットの眼鏡を使うなどの対策で、大切な目をいたわってあげてください。

 日常の作業で当たり前になってることを、再認識するためにまとめてみました。

 

 今回の記事のように、溶接時間が一万時間を越える経験を元に『溶接と健康リスク』について、溶接仕事を長く続けられるような情報を発信しています。

 

 

溶接による健康リスクは『溶接で目を焼く』だけではありません。

溶接アーク光を浴び続けて十数年の肌画像目を焼く以外に気を付けてほしい皮膚の慢性的な溶接焼けにも目を通してくださいね。

 

 



ではでは、より良い溶接ライフを!

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