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溶接でいつの間にか目を焼く原因と対処法

溶接あるあるでお馴染みなのが

目を焼く(目玉焼き)

私も駆け出しの頃は、文字通りずいぶん泣かされました。 

あの痛みといったら

  • シャンプーが目に入る
  • 虫歯のズキズキ

と同じくらいの激痛で、次の日には治るんですが、二度と経験したくないものなんです。 

今回はそんな溶接で目を焼くについてまとめてみました。

【 目 次 】

1.溶接で目を焼くとは?

溶接光(アーク光)は可視光と紫外線、赤外線を発生して、角結膜炎と皮膚炎を引き起こすことで知られています。 

今回の「目を焼く」は電気性眼炎と呼ばれ、一般的な雪目と同じことのようです。

※参考サイト(社)日本溶接協会 溶接技術Q&A1000  

2.目を焼いたときの症状

どんな症状かといえば

  • 目がゴロゴロする
  • 眩しくて目が開けられない
  • 涙がボロボロ落ちてくる
  • 朝起きると目ヤニがビッシリ

早い話がな地獄わけですね。 

目を開けると部屋の明かりが眩しくて、涙がボロボロ。

目を閉じるとゴロゴロと砂でも入ってるのか?っていう不快感。

 

明日の朝には治ると知ってるのでジタバタせずに寝る人もいれば、風呂に入って晩酌をする人もいたりと…。 

 

当時の私は、TVでたまたま見た、ムーディ勝山の「右から左へ受け流すの歌」を初めて聞いたんです。

笑い地獄で痛みが緩和しました🎵

3.目を焼く原因

こちらの画像をご覧ください。

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夕方の薄暗い頃から、つい立や工場の壁に反射し、知らず知らずのうちに目に入ってます。

 

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たとえ焦点が合ってなくてもアーク光が視界に入ってくるので、この状態が続くと目を焼いてしまいます。 

さらには、白っぽい作業着の場合、溶接中のアーク光は作業着に反射して溶接面の下側から入り込む場合もあります。

 

一回一回は大した量ではないから気にも止めませんが、一日浴びると夕方には目がヒリヒリ。

 

こんなにカッコよく撮ってくれるなら常に溶接面するけど、点付けする時はついつい溶接面しないでやってしまいます。 

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しかし、溶接面などの保護具で完全装備してても、溶接時のアーク光はいろんな隙間を縫って目に飛び込んでくるんです。

 

少量では気にならないけど、カチ上げやTIG溶接のパルスのように連射的なアーク光は特に眩しく感じるもの。

ウッカリしてると隣の人の溶接で目を焼いたりするので、必要に応じて「つい立て」をすると非常に有効です。 

このように眼球がアーク光に長時間目晒されると目が焼けてしまいます。

【うっかりポイント】

  • 保護具の隙間にも注意
  • 溶接者の周りの人も目を焼いてしまう

4.治療法はあるの?

「目を冷たいタオルで覆う」とか「温かめのタオルを目にかぶせる」とか、どれが正解なんだろう?となりますが、基本ほっときます。冷えピタは気休め程度。

 

大抵、作業を終えたその夜から症状が出始めて、次の日にはだいぶ落ち着きます。丸一日経っても目が開けられなかったら病院へ行くことをおすすめします。!

 

どうしてもという方は、最近では炎症を抑える目薬が販売されているので、一度確認してみてください。 

【第2類医薬品】サンテメディカルガードEX 12mL

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溶接で目を焼いた場合はドライアイや疲れ目とは異なるので、炎症を抑える成分が含まれている目薬が有効のようです。ドラッグストアでも販売されていますので、購入前に薬剤師さんにご相談の上ご購入を検討ください。 

5.溶接で目を焼かないようにするためには?

一番肝心なのがココなんですが、 

「目を焼く」と書くと熱による火傷と思われがちなんだけど、主な原因はアーク光に含まれる青色光や紫外線による角膜の損傷です。 

裸眼で見ないが大切! 

紫外線にはA、B、Cと3種類あり、中でも強力な紫外線Cは普段の生活ではオゾン層で遮られ地上には全く届きません。しかし、溶接アーク光からの紫外線Cは遮るものが無いため、直接目に入ると危険です。

 

今でも「西部警察」の大門部長がかけてるサングラスをしてる職人さんがいるように、ゴーグルやサングラスは有効ですよ。

 

5m~10mくらい離れてても長時間溶接アーク光を直視すれば目を焼いてしまいます。 

私は工場勤務なので、一日中溶接光が飛び交う中で作業してます。

 

駆け出しのころは何度も目を焼いてしまったんですが、ほとんどは自分で焼くより、もらい焼けの方が多かったんです。

そのうち人の動きで溶接が始まる(スイッチが入る)、とわかってくるので、手で遮ったり顔を伏せたりと、これは「慣れ」ですね。

 

それと、工場内は目を細めて歩くのもアリッちゃアリですが、アーク光の他に鉄粉や切粉が舞ってるので百均の伊達メガネや色の薄いサングラスなんかでも充分防御力アップ。 

経験上ですが、伊達メガネでもかけた方が目の疲労感も軽減されます。 

6.最後に

アーク光で話を進めてきましたが、

ガス切断、 プラズマ切断、ガウジング等の光でも目を焼いてしまいます。

 

先にも書きましたが、目を焼いたらどうするかより目を焼かない為にどうするかが大切な事です。 

アーク光を視界に入れないことが白内障予防にも繋がる目の事情。 

日常の作業で当たり前になってることを、再認識する意味を込めて、まとめてみました。  

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