半自動溶接中のニオイに何故か懐かしさを感じます。
過去記事で、人間の持つ五感の1つである『聴力』についてまとめたものがあるんですが、👇
上達したかったら、目で見てるだけじゃもったいないよ。
上手い人の溶接中の音に耳を澄ましてみよう!
っていう、内容です。
(ネタバラシしちゃいましたけど是非読んでくださいね💦)
実はこの記事、ブログ内の
『最近の人気記事』の
一位になってるんです。
(2017年現在)
同業者の方でこのブログをご覧になっているということは、少なからず溶接に関して何かしらのヒントや、あるいはキッカケが無いかな?という気持ちをお持ちなんだろうと思います。
職場の先輩に一歩でも近づきたい!
とか、
後輩指導のヒントにしたい!
とか、
試験に合格したい!
とかね。
(単純に少しでも綺麗なビードで溶接したい、という私みたいな方もいるのかな?)
『ちょっとでも知りたい!上手くなりたい!』っていう強い気持ちがあればこその行動は、ベテランや初心者など関係なく素晴らしいことだと思います。
しかし、それとは裏腹に技術を習得することの難しさを身をもって体験し、何度も溜め息をついたり、何度も寝付きの悪い夜を過ごしたりと、へこんだ日々は数知れず…。
一週間や二週間で結果が出るなら、苦労はしませんよね。
私が初心者の頃とは違って、
今では親切なブログや本格的なYouTubeなどの動画で、ある程度の情報が手に入るし、専門的な本だってネットで買える時代です。
「こうすれば良かったのかぁ」
「こんなやり方あるんだ⤴️」
ドンドン勉強してバンバン試して、得た結果が上手くいかなくても、挑戦した(行動した)ことが自分の経験になり、財産になります。
例えば、
- 電流を5A上げる。
- タングステンを1mm長く出す。
- トーチを3本の指で持ってみる。
- 自分の姿勢を変えてみる。
こんな項目のうちの一つだけでも条件を変えて試すとしますよね。
試してダメだったとしても経験値になるし、
うまくいったらもう…、
ガッツポーズ!
(o≧▽≦)ノ
試行錯誤が大事なんですね。
失敗したときのリスクを最小限に抑えて、たくさん挑戦する。
失敗の積み重ねをしたからこそ、「こうすれば良かったのかぁ」 と、自分が納得出来るんです。
だからね、
無駄な努力なんて無いんですよ。
試行錯誤し続ける限り、一見立ち止まっているように見えても、過去の自分よりは確実に前進しているんです。
偉い学者さんもこう言ってました。
700回失敗したのではなく、700回上手くいかなかった方法を見つけたんだ
ってね。
それだけ自分のひきだしが増えたことになるし、何よりも貴重な財産になります。
私はこの言葉が好きなんですが皆さんはどうですか?
最後に一つだけといいながら、結構長くなりましたね。