溶接愛ツとラリアット

溶接レベル99を目指すブログ

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被覆アーク溶接と半自動溶接 絶対に欠かせないコツ【目を閉じて盗む 】 

今回は人間の持っている感覚、

よく耳にする五感の話です。 

被覆アーク溶接、半自動溶接を始めたばかりの方で、もっと上手くなりたいと思ってる方々へ向けて書いています。

是非じっくりと読んでみてください。

ん?溶接に関係あるの?と思われる方や何らかの技術職に従事してる方、通りすがりの方も(笑) じっくりと読んでみてください。 

 

まず最初に、五感とは以下の項目です。

順番に説明していきますね。 

 

1.視覚

溶接中の神経の大部分は視覚に使います。

視覚で溶融池(溶け込み)を認識できることにより溶接技術は飛躍的に伸びる。  

が、これのみでは駄目。 

 

2.味覚

溶接中は特になし。

ガムや飴を口に含むくらい。

 

3.触覚

 視覚と同等に大事な要素。 

①トーチを持つ手(利き手)は優しく。

小さい子供と握手するようにリラックスして優しく持ちます。 

②自分の体を安定させる。

両足で二点、片手で一点と三点支持で固定する。  

 

4.嗅覚

溶接中はヒュームガスや鋼材のペンキが焦げた臭いなどがする。

定期的に保護マスクのフィルターを交換しないと自分の口臭にドン引きする。

(ここ、笑うとこですよ。)   

 

5.聴覚

 今回のポイントがココ!

 

溶接の音を目をつぶって聞く人

 

まずやるべきことは、溶接が上手な人の後ろで 

目を閉じて「溶接する音」聞く。 

下向き、縦向き(カチ上げ)、横向き、スミ肉、平付け、なんでもOKです。 

 

 アーク溶接、半自動溶接の上手い人は、

「バチバチ・・、バチバチ・・。」 

 

経験の浅い人は、

「バチボフッ!ボフッバチバチ・、

 バチボフバチッ、…」 

 

視覚での気にすべきポイント

被覆アーク溶接の場合は、

溶接中、溶融池(溶けてるトコ)と溶接棒の距離が約2㎜前後で、一定の距離を保っているか 

半自動溶接の場合は、

溶接中、溶融池とノズルが一定の距離を保っているか。 

 

 

聴覚での気にすべきポイント

確実に溶け込んでいる 

②アークを切りながら溶接する場合一定のリズムか

 

最低でも3回は目を閉じて聞いてください。

 

わからなければ、練習時に自分の溶接の音も目を閉じて聞くこと。 

 

え!?自分の溶接も目を閉じる???

って思っちゃいますよね。

 

最初は抵抗があるかもしれません。

実際、私もビビりましたよ💦

 

しかし、これは耳を鍛える訓練です。

 

視覚が遮断されると聞くことに集中しやすい状態になります。

  

自分の音と上手な人の音の違いを聞き分けることができればクリアです。

とっても簡単ですよね? 

上手な人と同じ音になると、ますます溶接が楽しくなりましたよ♪

 

半自動溶接カチ上げ動画


半自動溶接【カチ上げ】

溶接時の音がわかってくると、電流の調整に真剣味が増してきます。 

補足ですが、溶接機本体の電流計を見るようにすると、送給装置のダイヤルやリモコンよりも正確な電流を知ることが出来ます。

  

6.最後に 

視覚も触覚も大事です。

しかし、これのみに時間を費やすのではなく、聴力が鍛えられることによって得られる、溶接技術の向上をぜひ体感してください。

 

ではでは、より良い溶接ライフを!

 

★今日のポイント★

目を閉じて聞く  

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