2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧
私の職場は鉄工所です。 工場内は溶接ヒュームやグラインダーの切粉などが多く、換気は常にしているものの、壁際や隅などはホコリまみれ。なので半自動溶接機もティグ溶接機も一~二か月に一度、エアーダスターで清掃を行っています。
脚長とは? 下の図は溶接個所の断面図です。色を塗った個所が鋼材を表し、白い三角形が溶接ビードとなります。
JIS Z 3001「溶接欠陥」では不具合な状態を指す用語を「溶接部の欠陥」として取り扱っているので、当ブログでもそれに準じて「欠陥」について記述しています。
ステンレス鋼被覆アーク溶接棒で溶接した場合、「棒焼け」と呼ばれる現象が起きます。これは溶接棒が高熱により真っ赤になる現象です。
JIS Z 3001「溶接欠陥」では不具合な状態を指す用語を「溶接部の欠陥」として取り扱っているので、当ブログでもそれに準じて「欠陥」について記述しています。
ステンレスパイプを外側からティグ溶接し、パイプの内側に溶接ビードを出すことを「裏波溶接」といいます。 溶接全姿勢を含むので難易度がやや高めの溶接方法で、JIS溶接試験では「専門級」の項目にもあります。
用意したのは種も仕掛けもない仮付け後のステンレスベースプレート。
溶接ヒュームとは、アーク熱によって溶かされた金属の高温蒸気が大気中に放出され、急速に冷却されて出来た固体状の粒子の事です。 これがまあまあ体に悪影響。
溶接機やトーチケーブルには、必ず使用率が定められています。
ティグ溶接を始めるにあたり、以下の流れに沿って、簡単ではありますが説明していきます。
アンダーカットとは、溶接により母材がえぐれてしまう欠陥のことです。
「溶接終了時のクレータ電流で、トリガーを離してもアークが切れずに再び溶接電流に変わってしまう」
「炭酸ガスアーク溶接」というのが正式名称ですが、「半自動」、「炭酸」、「CO2」などと一般的には呼ばれています。ガスシールドアーク溶接の一種で、電極にフラックス入りワイヤを、シールドガスに炭酸ガスを使用する溶接法。
溶接姿勢は経ち向きの「V」となります。
技術の習得が難しいとされるティグ溶接は、より早く正確に技術の習得に繋がる反復練習をすることで解決できます。
プリフローとは アークスタート時、アークスタートより先にアルゴンガスの放流を開始することにより、タングステン電極や溶接部を空気から完全に遮へいして、溶接スタート時の欠陥を無くす機能の事。
水冷式とは 循環装置を用いて冷却水を循環させることによりトーチの熱を下げる仕組みのこと。
ティグ溶接機には、空冷式と水冷式があり、標準では空冷式仕様となる。ここでは空冷式についてのメリットデメリットを記載することとする。
どちらのブログにしようか悩みましたが、溶接とは無関係なのでもう一つのブログで記事をアップしました。 www.sus-metal.com