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右手にトーチ 左手に期待値を

熱い!暑い!厚い!一度でいいから氷を抱いて溶接したい2018夏

太陽ギラギラ真夏の溶接は、ひたすらアツさとの戦いで体重63㎏が一か月で59㎏に減ってしまいます。

溶接業界特有の作業環境で工程も厳しい中、皆がプライドをかけて熱中症と闘いながら作業をしている状況です。

 

さて、そんな夏場の溶接作業なんですが、どのくらいアツいのか?今回は、ここがアツいよ真夏の溶接仕事でまとめてみました。

こんな暑い時期にアツいものは見たくない方にも、ちょっぴり涼しそうな画像もご用意しております💕

作業場所が暑くて熱い!

真夏の35℃を超える気温の炎天下、日光の照り返しがきつい船のデッキ上や、入っただけで空気が重い製造工場の巨大モーター室等はかなり暑い。

 

例えるなら、クリーニング工場や中華料理屋の厨房でバーベキューをするところを想像すると分かりやすいでしょうか?

 

一瞬、あまりの熱気にひるんでしまいますが溶接を始めるとアラ不思議。 つい夢中で作業に没頭してしまうので、自分にブレーキをかけなければなりません。

 

送風機を全身に浴びたいところですが、ティグ溶接や半自動溶接の場合はシールドガスが飛ばされブローするので溶接箇所には当たらないように調整を。

 

お昼までに2Lのペットボトルをペロリ。 

 

鋼材が厚いと熱い!

鋼材の厚さに応じて溶接電流が高くなるので必然的に溶接温度も高くなります。加えて溶接する面積が広くなると熱さ倍増!

 

今この画面を見ている場所の、例えば半径5m四方の床を鉄板で溶接するとしますね。すると、特殊なゴム製の安全靴の底が溶けてしまうくらい鉄板の温度が高くなります。

足元の鉄板で目玉焼きが作れるくらいアツアツになりますよ♡

しかし、そんなことはお構い無しに作業に集中してしまいます。

 

床に水を撒き散らして涼しみながら溶接したいところですが感電するのでアウト。

 

味が濃いめの昼食をペロリ。

 

溶接後も熱い!

10000℃以上といわれている溶接の中心温度。足元を溶接した後は、そこら一帯が熱気でムンムン。 服を着てサウナに入るようなもの。

 

重装備の作業中、あまりにも汗をかいているので、一瞬、裸になって溶接したくなりますがありとあらゆる全ての理由でアウト。

そんな衝動を押さえつつ、眉毛から滝のような汗がポタポタと遮光ガラスに滴るのもお構い無しに溶接作業に集中です。 

 

一日2Lのペットボトル2本と水筒をペロリ。

 

暑い真夏の夜のお楽しみ

洗濯機に作業着を入れてスイッチON!

さっぱりした風呂上がりにキンキンに冷えたヤツをカラッカラの喉の奥に流し込む。

 

真夏の一日を乗り切った自分へのご褒美。

ク~~ッ、

この達成感!

この満足感!

この充実感!

 

やっぱり風呂上がりは豆乳だよね💕
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タンパク質7gなので軽い筋トレ後にも飲んでます。

その後は失ったカロリーを補充すべくゆっくりと夕飯を…。おや? 

 

 

話がいつの間にかそれてしまいましたね。

ま、いっか(笑)

 

熱くて暑い仕事はたくさんあるでしょうね。せっかくなので涼しそうな画像を見ながら喉を潤してください。

 

ちょっぴり涼しそうな画像  


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半年前の気温は氷点下。

 

 

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少しは涼んでいただけたでしょうか?

というわけで、今年の夏も無事に乗り切れるようカンパ~~イ!

 

 

ではでは、より良い溶接ライフを!