使い込んだダルマジャッキのピストンからオイルがにじみ出てきました。「油圧工具のオイル漏れは大抵がオーリングだね」と私のゴーストが(攻殼機動隊の素子風に)囁くので、早速確認することに。
ダルマジャッキの構造
まずはダルマジャッキの構造を確認。興味のある方はこちらをご覧ください。
ピストンからオイル漏れ
ダルマジャッキのオイル漏れはここから。
ジャッキアップする度にオイルが見え隠れする状態。
マイナスドライバーでリングを外し、ピンを抜くとピストンが外れました。
リングを外すときにマイナスドライバーでこじ開けるのですが、小さいため、勢い余ってリングが飛んでしまうと、地面を這うように探さなければならないので悲惨です。…というより悲惨でした。(経験済)
画像中央にあるのが、今回交換するオーリングとパッキン。
オーリングとパッキンがセットで入っていると知ったのは、この時が初めて。んなもんで、てっきりオーリングがへたってるかも?と思ってましたが、パッキンの方がボロボロですね。
注文した新品と比べるてみると…、
一目瞭然。
「オイル漏れは大抵がオーリングだ」と囁いた私のゴーストは当てにならん。
この僅かに見える溝にパッキンとオーリングが入ってました。そこに、
新品を装着!
確かパッキンが上だった…はず。
せっかく分解したので、汚れた部分をパーツクリーナーで洗浄。
ナニコレ。超気持ちイイ。
真っ黒い汚れがみるみる取れるので超気持ちイイ!
組み直して…
動作を確認して、とりあえずオーリングの交換はおしまい。
ついでにオイル交換
そういえば一度もオイル交換していないので、ついでにやってしまうことに。
リリーズスクリューを緩めたままジャッキを横にして、オイルフィリング(画像矢印)を外してオイルを抜きます。
画像取り忘れましたが、オイルがメチャクチャ真っ黒でした。
全て抜いた後、トラスコ#32のオイルを300~400ml程入れて完了。
…そういえば、ピンが飛んでしまい、這いつくばりながら探したけど見つからなかったので、代わりにΦ1.6mmの溶接棒を巻きました。
まだまだ使えそうです。