Project-Tig

右手にトーチ 左手に期待値を

年の瀬に嬉しい報告が届きました

ども、久しぶりの更新となります。
SSめたるです。

当ブログを通して、JIS溶接試験に是非とも合格したい!という1人の読者からメールが来たのが夏の終わり頃だったのかな。

つい先日、その方から一通のメールが届きました。

以前TN-P試験について質問させて頂きました○○と申します。

11月の頭に試験を受けて、昨日の月曜日にやっと免許が届きました。 TN-F、駄目だと思っていたTN-P共に合格でした!!

合格キターーーーー!!!

来ましたよ、コレ。
はい、おめでとうございます!

溶接試験の中では難易度最上級のカテゴリーに属する、ステンレスパイプの裏並溶接試験です。
通称「TN-P」ってやつ。

外径が約9㎝のステンレスパイプを、垂直方向に180度、水平方向に180度溶接するのですが、姿勢が大変キツイんです。
力を入れすぎると手がプルプル震え、力を抜きすぎるとトーチがズルっと滑ったりします。

それに合格ですよ。合格。
しかも1発目での合格。

私なんかガスの出し忘れで落ちてますからね。
blog.sus-metal.com


中級クラスである「N-2F」も同時にチャレンジされたという事で、慣れない試験会場、時間的制限等で肉体的にも精神的にもかなりタフな状況だったと思われます。


トーチや治具はいつもと違うし、
ゼッケンとか付けられていつもより緊張するんですよ。
これがまた。


メールのやり取りが何度かあった中で、質問のポイントが絞られていたので、私も答えやすかったな~って印象と、画像や動画も送っていただいたので、なるほど、このぐらいの技量なんですね。じゃぁ、、といった感じで、アドバイスしやすかったです。


ご自分の置かれている状況や将来に対する希望、溶接試験に対する真剣さが文脈から読み取れるので、メールを重ねていくうちにこちらもついつい長文になったり、もっと的確なアドバイスはあるかなと、合格に向けて出来る事はしてあげたくなりました。


最後にメールがあったのが11月だったかな?その後、溶接試験の合否が気になりつつも、忙しい日々ですっかり忘れてた頃に今回の報告メールです。
他人事ですが自分事のようにニンマリしてしまいました。
おかげ様で素敵な年越しになりそうです。



最後に。

今年は皆さんにとってどんな一年だったでしょうか?

良い一年だったよという方も、そうでなかったよという方、いつも通りの普通年だったよという方。

端っこの端っこにあるこんな小さなブログを読んでいただいて、本当にありがとうございます。

当ブログをご覧の皆さんにとって、来年が素敵な一年になりますように。

それでは良いお年を!
より良い溶接ライフを!